当研究室は,愛媛大学 沿岸環境科学研究センター 化学汚染・毒性解析部門
水生生物(主に魚類)を対象に,化学物質のリスク評価・管理に資する有害性評価や作用機序の解明に関する研究を行っています。
感染症の発症をエンドポイントとした免疫毒性評価系の確立
高懸念マイクロプラスチックの生物影響評価
環境研究総合推進費に提案課題が採択(2025/3/17)
令和7(2025)年度環境研究総合推進費に提案していた「タイヤ摩耗粉塵の河川・海洋流出量の精緻な推計と、それに基づく生態リスクの評価と低減に係る研究」(代表:愛媛大・仲山)が採択されました。
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第36回日本比較免疫学会学術集会(2025/8/29〜31)
2025年8月29日〜31日に宮崎市にて開催される第36回日本比較免疫学会学術集会にて、共同研究者が下記の発表を行います。
「無毒性AhRリガンドに対する魚類T細胞の免疫応答」
2025 Tire Emissions Research Conference (2025/9/3–4)
2025年9月3日〜4日に米国ボストンにて開催される2025 Tire Emissions Research Conferenceにて、下記の発表を行います。その他の発表演題は下記リンクより。
「Toxicity Assessment of Tire Wear Particles Using Carp and Amphipods for Environmental Risk Evaluation」
環境科学会2025年会(2025/9/4〜5)
2025年9月4日〜5日に広島市にて開催される環境科学会2025年会にて、共同研究者が下記の発表を行います。
「タイヤ凍結粉砕試料から溶出する添加剤由来化合物の同定と高速道路型集水枡に貯留する雨水中の残留実態」
臭素系難燃剤取扱施設の排水や下水処理施設の放流水に含まれる臭素系難燃剤のリスク評価・管理を行うために,初期生活段階のメダカを対象に臭素系ダイオキシン類の毒性を評価し,各異性体の相対活性を明らかにしました。
重油の存在下でヒラメにウイルス(VHSV)を感染させると,重油の非存在下と比べてへい死率が高くなる。これは重油の曝露が抗ウイルス活性の誘導を阻害していることが一因であることを示しました。